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Q.シンガポールのコロナの状況を教えてください。(2021年5月10日時点)

シンガポールのコロナの状況について

A.シンガポールでは、2020年4月に感染が急拡大し世界的にもニュースになりましたが、感染者の約95%が移民労働者であり、彼らの生活する寮で発生したクラスターによるものでした。移民労働者の大多数が20代、30代と若く重症化することも少なかったことにより致死率も世界的に見て極端に低い数値となっております。2021年4月まで1日の市中感染者数をほぼゼロにまで抑え込んでおりましたが、4月末から感染者数が増加し1週間の新規感染者数が60人を超え、変異株の感染者も確認されております。それに伴い国境規制や国内での規制が再度厳格化されております。

感染者数等(2021年5月9日時点)

総感染者累計数 61,359人
1日当たり新規感染者数 国内での市中感染者10人、外国から入国した感染者18人
累計死者数 31人

Case Summary in Singapore (as at 09 May 2021, 1200h)

Active Cases#
395
In Community Facilitied
262
Hospitalised (Stable)
131
Hospitalised (Critical)
2
Discharged
60,933
Deaths^
31

出典:シンガポール保健省Webサイト

国境規制

日本からの入国について、シンガポール国籍やビザ等を保有していない限り、原則的にシンガポールへの入国はできない状況になっております。さらに、国内での感染者増加に伴い、2021年5月11日より一部の地域を除いた国又は地域からの就労ビザ保有者の入国を禁止する措置が発表されました。こちらの措置により、就労ビザを保有していても日本からの入国ができないことになりました。

入国が可能なステータス保持者でも、入国に際しては事前にシンガポール政府に入国の許可申請を行い承認を得る必要があり、さらに日本出国前72時間以内にPCR検査を受け陰性証明を取得する必要があります。シンガポール入国後も空港にてPCR検査(自己負担)を受けなければなりません。

入国後はシンガポール政府が指定したホテルにて14日間の隔離が必要とされておりましたが、2021年5月8日以降の入国については一部の国・地域からの入国を除き21日間に延長されております。

シンガポール国内での規制

シンガポールではパンデミックからの回復までの段階を4つのフェーズに分けており、2020年12月28日からフェーズ3に移行しておりましたが、2021年5月8日からフェーズ2に逆戻りして再度規制が強化されております。8人まで認められていたソーシャルな集まりが5名までとなり、ジムやフィットネススタジオも2021年5月30日までクローズすることとなりました。

2021年5月16日から6月13日まで、ソーシャルな集まりが5名から2名に引き下げられ、また飲食店の店内での食事も禁止されることが発表されました。

また、労働環境の面では2021年4月5日より人員の75%を限度にオフィスでの勤務も認められておりましたが、その割合も50%まで引き下げられました。

オフィス勤務についても、50%までに勤務が認められておりましたが、在宅勤務が可能な職種については、在宅勤務を原則とする措置が発表されました。

最近のトピック

シンガポールではワクチンの接種も進んでおり、2021年中に全シンガポール在住者のワクチン接種完了を目指しております。ワクチン接種は、シンガポール国民だけでなくシンガポールに住む外国人も無料で接種することができます。

パンデミックの影響で観光業や飲食業は大きな打撃を受け、ローカルの失業率が上がっております。それに伴い外国人労働者に対する締め付けとして、最近ではビザの取得基準が厳しくなり、現地に進出している日系企業の人事にも影響が出ております。

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