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トップ対談 セレス×AGSコンサルティング

株式会社AGSコンサルティング
代表取締役社長 廣渡 嘉秀

株式会社セレス
代表取締役社長 都木 聡

表紙画像

パブリックカンパニーへの通過儀礼ともいうべきIPO(株式公開)。東証マザーズへの上場を翌日に控えたセレスの都木社長と、IPO支援の分野では国内最大手であるAGSコンサルティングの廣渡社長が、熱く語り合った。

(本対談は、2014年10月21日に株式会社セレス本社で行われました。)

マザーズ上場前夜にふりかえるIPOの意義とは

●3人で始めた「モッピー」がSuicaと交換できるまでに

廣渡この度は上場、おめでとうございます。今回はとても順調に上場に至ったように感じていますが、こうしたプロジェクトに参加させていただけることは、私たちもまたIPOの醍醐味を感じますし、自分のことのようにぐっとくるほど感激します。

都木いろいろとアドバイスをいただきありがとうございました。しかし、これは単なる通過点、さらなるおつきあいをよろしくお願いします。

廣渡都木さんは新卒で、野村證券に入社されましたよね。そしてその後、IT業界大手のサイバーエージェントに転職された。この会社員時代の経験は、起業にあたって、どのように役立っていますか?

都木野村證券には6年間いて、バリバリの営業で鍛えられました。新卒で入りましたので、社会人としてとても勉強になりましたね。その後、上場前のサイバーエージェントに転職し、社長室や経営企画室にいましたが、やはりIT関連の知識については、自然と詳しくなりました。

廣渡サイバーエージェント時代は、事業やサービスの立ち上げにかかわり、随分と活躍されていたとお聞きしましたが。

都木いや、活躍したかどうかはわかりませんが(笑)、2000年当時、まだインターネット広告はたいして大きなマーケットではなくて、通信回線もナローバンドの時代でした。そこでEコマースサイト、アフィリエイトサービス、広告事業、モバイルサービスなど、いろいろな事業の立ち上げに関わらさせていただいたことが大きな経験でしたね。

廣渡そして、セレスを立ち上げたのが2005年。

都木32歳のときでした。マンションの一室で3人の仲間と始めました。おサイフケータイを使って、モバイルインターネットの価値をポイントで束ねていくという目的で始めました。簡単にいうとモバイルのポイントサービスということです。

廣渡当時、その発想は新しかったのでしょうか。

都木公式課金をしてポイントを貯めるというのは、我々が初めてでしたね。それが今ではJR東日本のサーバーとつないでSuicaのポイントと交換することで電車に乗れる、Edy、WAONのポイントと交換することでコンビニやスーパーで買い物ができるというツールにまで発展していきました。

廣渡現在の事業のもう一つ大きな柱がスマートフォンの広告サービスですね。

都木そうです、アフィリエイトサービスです。スマートフォンの広告市場は2016年には13年比で2倍になるという予測もあります。今後、さらに成長が期待でき、事業として広げていける分野だと思っています。

●信用が第一のポイントサービス

廣渡そもそも都木さんがIPOを目指した理由はなんだったのでしょうか。

都木とてもシンプルなんですよ、我々の仕事はモバイルを使ってのポイントサービスです。ポイントは信用に基づいて発行されています。通貨だってそれを発行している国に信用がないとユーザーも価値が持てない。ポイントもそれと同じだと思いますが、上場することによってまずは信用と認知度がアップするということが大きな理由でしたね。

廣渡なるほどそれはわかりやすいですね。セレスさんは2014年6月の時点で会員数が154万人と伺いましたが、上場によって信用と認知度が上がり、ますます会員数も増えていくことでしょうね。

都木今後、1〜2年で会員数を2倍の300万人まで増やすことが目標です。中期的には500万人の利用者を囲い込んでいきたいと思っています。そのためにはプロモーションやマーケティングだけでなく、別会社の会員を取り込んで会員数を増やすことを目的としたM&Aも検討しています。

●創業当初から視野にあった上場

廣渡ところで、都木さんは創業の当初から、上場を見据えていらしたそうですが、今回、上場にあたってどのあたりが一番苦労されました?

都木残念ながら、あまり苦労したという気がしないんですよ(笑)。上場のために特別に何かをしたということはないんです。規程にしても上場にあたって整えはしましたが、もともとあったものだし、就業規則しかり。上場のために会社を作り替える必要が特になかったと言いますか。

廣渡確かに3人体制くらいの少人数で、しかも1年余りの期間でキチンとやりきった。連結がなかったし、資産的にもそれほど多岐にわたるものでもなく、比較的シンプルな作りだったので、私たちもスムーズに携わることができましたね。都木さんが最初からわきまえていたということでしょうか。あれもこれもと手を出していると風呂敷を畳むだけで大変なのですが。

都木いろいろやってなかったわけではないのですよ(笑)、ただ、事業自体をきちんとしたレールに乗っけて展開してきたということだと思います。上場を目指したというより、上場は通過点として初めから視野にあったと言えばいいでしょうか。

●特殊な税務の解決が深いおつきあいのきっかけに

廣渡今回はIPOに関して深くおつきあいをさせていただきましたが、最初のきっかけは税務に関してでしたね。

都木我々はポイントサイトをしていて、会計とか税務というものがかなり特殊なこともあり、税務当局さんと会社としての課題を解決していく上で相談させていただいたのが、きっかけだったと記憶しています。その特殊な状況をとてもスムーズに解決していただいて、専門でやられている会社の強みを肌で感じました。

廣渡能力と言うよりも取り組み方が大事だと思います。私たちは監査法人や税務当局だけでなく、ときには証券取引所にさえも確認をとって、クライアントといっしょになって解決していくんです。解決策を示すだけなら簡単ですが、そこで一服してしまうとクライアントもその場から進むことができませんからね。解決策を実行に移していく行動力が、やっぱり大事です。

都木そのことがきっかけでIPOのタイミングでは、コンサルとして携わっていただいたり、M&Aのお手伝いをしていただいたり、非常に多岐にわたっておつきあいできる関係となったと感じています。

廣渡セレスさん自身、いいタイミングでかつ有効に私たちを活用していただいたと思います。その意味で、私たちにとっても貴重な体験をさせていただけたと実感していますね。

●未知の領域を目指すためにはコーチ役がいると心強い

廣渡最後に都木さんからこれから IPOを目指す企業へ向けてアドバイスをいただけますか。

都木「IPOするために会社を整える」というのは少し考え方が違うんじゃないかなと思います。たとえば、IPOするためにコーポレートガバナンスを整えるのではなく、コーポレートガバナンスやアカウンタビリティがあるからこそ上場できるということだ、と理解しないといけないと思います。

廣渡私たちもいろいろな企業に上場のお手伝いをしてきましたが、単に数字があるから上場しておくか、という視点では、たとえ上場できたとしてもその後が大変だという気がします。

都木IPOが目的ではなく、あくまでそれはひとつの過程なんです。我々としては、最初からさらに、その上を目指して事業を展開してきました。

廣渡そのセレスさんが今後私たちに求めるものは何でしょうか?

都木会社というのは未知のところを突き進んでいかないと発展しないと思います。次のステップに進むためには、監査法人や証券会社とのコミュニケーションだけでは企業側の考え方が必ずしも反映されないかも知れません。
AGSさんにはコーチ役として、企業側に立ったセカンドオピニオンを引き続き提供して欲しいですね。

廣渡私たちAGSは、お客様とともに成長することでサービスの品質を高めてきました。セレスさんが急成長していっても置いていかれないよう、私たちも日々レベルアップしないといけないと心しております。これからもともに成長していければ最高だと思っています。こちらこそよろしくお願いいたします。

セレス社長

IPOが目的ではなく、
我々はさらに上を目指して
事業を展開していく

株式会社セレス
代表取締役社長 都木 聡 氏

1994年、上智大学経済学部を卒業後、野村證券株式会社を経て、2000年2月、株式会社サイバーエージェントに入社。社長室長として同社の事業戦略立案等に携わる。2002年12月、同社を退社し、独立。2005年1月、株式会社セレスを設立し、代表取締役社長に就任

株式会社セレス写真

株式会社セレス

設立:2005年1月

事業概要:ポイントメディア事業とHRメディア事業。(2014年11月現在)
所在地東京都港区北青山3-6-16 表参道サンケイビル4F

AGSコンサルティング代表取締役社長

若い企業のコーチ役として
お客様とともに
成長していきたい

株式会社AGSコンサルティング

代表取締役社長 廣渡 嘉秀

1967年福岡県生まれ。1990年早稲田大学卒業、センチュリー監査法人(現新日本監査法人)に入所。国際部(ピートマーウィック)に所属。1994年AGSコンサルティングに入社。2008年にAGSコンサルティング 代表取締役社長に就任。

制作・AGSmedia制作委員会


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